- トスツイとは?
- トスツイに使えるアカウントは?
- トスツイは安全?
Xでトスツイの使い方を聞き、「自分もやってみようかな」と考えている人もいるでしょう。
また「でも@tosアカウントは凍結解除されたのでは?」と、トスツイが今でも有効なのか不安に感じている人もいるかもしれません。

@tosは2022年の凍結解除後、削除されたため、現在はトスツイには使えません。
トスツイに使われている凍結アカウントは複数あるのですが、突然の凍結解除も多いため、内々でしたい話があるならDMを使った方が無難です。
本記事では、トスツイの使い方やトスツイに使える凍結アカウントについて解説します。
最近は凍結アカウントの凍結解除や削除も多く、トスツイの利用が難しい印象もありますが、ぜひ参考にしてください。
X(Twitter)の@tos(トスツイ)とは
@tosツイ(トスツイ)とは、X(Twitter)アカウントの凍結されたアカウント宛にメンションをつけて行うポスト(ツイート)のことです。
これまではメンション先のアカウントとして@tos
が多く使われていたため、アカウント名から「トスツイ」と呼ばれるようになりました。
@tosツイ(トスツイ)を行う目的
トスツイは主に次の2つの目的で使われます。
- タイムラインに表示されないポストをしたい
- 特定のフォロワーに限定した個別のやり取りをしたい
@tosの目的①:タイムラインに表示されないポストをしたい
トスツイの使われ方として多いのが、他人のタイムラインでは見えないけれど、自分からは見えるポストの投稿です。
備忘録的な内容をポストする場合などに、フォロワーのタイムラインを汚さないために使われます。
ただし完全にポストの内容を隠せるわけではなく、見ようと思えば他のアカウントからも見られるので、書く内容には十分配慮する必要があります。
@tosの目的②:特定のフォロワーに限定した個別のやり取りをしたい
特定のフォロワーにのみポストする場合に、トスツイを利用することがあります。
特定のユーザーへの引用リポストに@tos
を記述することで、自分のタイムライン上で非表示にしながら、特定のユーザー宛に引用リポストを送れます。
- 自分のタイムライン上では非表示になる(フォロワーからは見えない)
- トスツイ付きで引用リポストしたフォロワーにはメンションが飛ぶ(引リポしたフォロワーは見られる)
お互いをフォローしている他のフォロワーに見えないようにポストので、DMに近い感覚でやり取りができます。
ただし、こちらも完全にポストの内容を他のユーザーから隠せるわけではないので、やり取りの内容によっては、DMの使用が推奨です。

人に見られるとマズい話なら、DMの使用が無難です。
【注意】@tosツイは完全に誰からも見られないわけではない
認識しておきたいのは、トスツイをすればポストの内容が誰からも完全に見られなくなるわけではないことです。
@tosツイは、他のユーザーからそのポストを発見されにくいだけで、方法さえ知っていれば、他のアカウントから簡単に見られます。
また@tos
で検索すれば、トスツイをしているユーザーのポストがまるっと検索できます。
仕様的にもプライバシーが配慮されたものではないので、利用するにしても万が一人に見られても問題ないことに限定しておきましょう。
@tos(トスツイ)がタイムラインに表示されない理由
トスツイがタイムラインに表示されないのは、X(Twitter)の仕様によるものです。
@tosツイがTLに表示されないのは凍結垢のため
トスツイがタイムラインに表示されない理由は、@tosが凍結されたアカウントだからです。
X(Twitter)の仕様では、凍結されたアカウントへのメンションはタイムラインに表示されません。
そのため、凍結アカウント宛のメンションをポストすることで、ポストの内容をタイムラインから隠せます。

つまり凍結されたアカウントであれば、@tosと同じようにトスツイ用のアカウントとして利用できます。
@tosは凍結解除によりトスツイ利用できないことに注意
ただし注意しておきたいのが、2022年に@tosの凍結が解除されアカウントが削除されたことです。
そのため、@tos宛に行ったトスツイが一般のメンションと同じになってしまい、トスツイしたポストも普通にタイムライン上に表示されるようになってしまいました。
@tosはトスツイ先として利用できなくなってしまったので、注意してください。
@tosの代用となるアカウント
@tosはトスツイ先のアカウントとして利用できなくなりましたが、メンションできる凍結垢であれば、代用は可能です。
下記の条件を満たすアカウント宛にメンションをすることで、@tos
と同じ感覚でトスツイができます。
- ユーザーIDが短く覚えやすい
- 他の多くのユーザーがトスツイ利用している
- この先も凍結が解除されそうにない
調査した結果、現在では下記のアカウントなどが@tosツイ用として使われています。
@test
@note
@one
@two
@ban
@zzz
@a
@b
@c
@d
ただしこれらのアカウントは、凍結が解除されないことが約束されているわけではありません。
状況によっては、@tosと同様に突然凍結が解除される可能性があるため、投稿の内容や使い方には気をつけた方がよいです。
また使われ方として、@tosツイ用に使われる凍結アカウントには、それぞれ属性があるようです。
ゲーマーによく使用されているアカウントや、利用者が外国人中心のものなどいろいろあるので、その辺りも気にしつつ使うとよいでしょう。
@tosツイしないで@tosツイのように利用する方法
突然の凍結解除を考えると、鍵垢を作ってそちらにメンションするという方法もあります。
鍵垢宛のメンションもトスツイと同じように機能するので、万が一を警戒するなら、この方法もありでしょう。
また自分で凍結垢を作るというのもアイデアとしてはありえますが、凍結は一種のペナルティなので、連鎖的に本アカウントに影響を与える可能性も否定できません。

そもそもそこまでしてトスツイをすることかな?という気もします。
別機能や別プラットフォームを使った方が安全です。
@tosの使い方や利用できるアカウントまとめ
本記事ではトスツイの方法や利用可能なアカウントについて解説しましたが、ここ最近の対応を見る限りでは、アカウントの凍結解除に関する縛りは緩くなっている印象です。
またその一方で、SNSで投稿される内容について社会的責任を求める流れも強まっています。
トスツイを利用する場合は仕様をよく理解したうえで、実害が生じることのない使い方を心がけましょう。