X(Twitter)で期間や日時を指定してポスト(ツイート)を検索する方法

本記事で解決する疑問
  • Xで投稿された日時を条件にポストを検索する方法は?
  • 期間検索や日時検索の検索コマンドは?

Xのポスト(ツイート)を検索する際に有効なのが、投稿された日時です。

Xでは「高度な検索」機能で検索対象とするポストの日時を指定できるほか、検索コマンドでもポストの日時やタイムゾーンを指定できます。

のい
のい

おすすめは検索コマンドを使った期間検索、日時検索です。

慣れると手早く検索できるうえ、検索条件も細かく指定できます。

TwitterはXへのリニューアル以降、検索した際に一度に表示される件数が、数十件程度に限定されるようになりました。

古いポストにさかのぼって検索する場合は、検索結果の件数によっては、対象とする投稿日を期間で区切りながら検索しないと表示されないため、期間指定や日時指定はぜひ覚えておきたいところです。

本記事では検索方法を分かりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。

Xで検索コマンドを使用して期間検索・日付検索・時間検索を行う方法

Xでは、日時検索、時間検索に対応した検索コマンドが用意されています。

これらの検索コマンドを使うことで、年月日、時、分、秒を指定した検索ができ、範囲指定することで期間検索もできます。

また検索の際はタイムゾーンの指定もできるので、現地時間にあわせた検索も可能です。

期間・日付を指定する方法(since:・until:)

「〜から」と「〜までに」を指定する下記のコマンドを利用できます。

  • since:yyyy-mm-dd(yyyy年mm月dd日「から」のポストを検索)
  • until:yyyy-mm-dd(yyyy年mm月dd日「まで」のポストを検索)
年月日の表現について

本記事では、yyyyは西暦、mmは月、ddは日を表現しています。

mm、ddが一桁の場合は、十の桁にゼロを入れなくても検索できますが、入れた場合と検索結果が若干異なることがあるので、ゼロを入れておいた方が無難です。

例:2025年1月1日の場合→2025-01-01

たとえば2024年9月1日から2024年10月31日までの「天気」を含むポストを検索したい場合は、次のように検索します。

since:2024-9-1 until:2024-10-31 天気

また検索では、since:until:の片方だけを指定することもできます。

その場合は「since:で指定した日以降のすべてのポスト」または「until:で指定した日までのすべてのポスト」が抽出されます。

注意

現在の検索仕様では、検索結果として表示されるポストは数十件程度です。

指定する期間が長いと全件の取得ができない場合があるため、ポストの投稿日を見て検索結果として全件取りきれていないようであれば、細かく区切りながら検索しましょう。

なおsince:until:はそれぞれ単独で検索できないため、検索語句や他の検索コマンドと組み合わせて使用してください。

時間を指定する方法(_hh:mm:ss_JST)

検索コマンドでは、期間・日付検索とあわせて時間の指定ができます。

時間を指定する場合は、期間・日付検索の末尾に_hh:mm:ss_JSTを続けて記述します。

  • since:yyyy-mm-dd_hh:mm:ss_JST(yyyy年mm月dd日hh時mm分ss秒「から」のポストを検索)
  • until:yyyy-mm-dd_hh:mm:ss_JST(yyyy年mm月dd日hh時mm分ss秒「まで」のポストを検索)
時分秒の表現について

hhは時間、mmは分、ssは秒を示しています。

また末尾の_JSTは、日本標準時(Japan Standard Time)の指定の意味です。

JST指定がないとグリニッジ標準時で抽出されるため、検索結果として抽出されるポストが投稿日の表示と数時間分ズレてしまいます。

たとえば2022年9月1日午前1時9分5秒から2022年10月31日午後11時10分30秒までの「天気」を含むツイートを検索したい場合は次のように記述し検索します。

since:2022-9-1_1:9:5_JST until:2022-10-31_23:10:30_JST 天気

時、分、秒を指定する場合も、1桁の場合は10の桁をゼロで埋めなくても検索できます。

UNIXタイムスタンプで日時を指定する方法(since_time:・until_time:)

Xの日時検索では、UNIXタイムスタンプを使用して条件指定できます。

UNIXタイムスタンプとは

UNIXタイムスタンプとは、コンピュータシステムで時間を表現する一般的な方法の一つです。

1970年1月1日0時0分0秒(協定世界時、UTC)からの経過秒数を整数で表したもので、UNIXエポックタイムとも呼ばれています。

検索コマンドとしては、下記のように記述します。

  • since_time:UNIXタイムスタンプ
  • until_time:UNIXタイムスタンプ

例として、2025年3月29日をUNIXタイムスタンプで示すと、1740691200あたりの数字になります。

since_time:UNIXタイムスタンプuntil_time:UNIXタイムスタンプで示すと下記のように記述します。

since_time:1740691200
until_time:1740691200

ポスト時点を基準に検索範囲を指定する方法(within_time:)

検索コマンドの実行時を時点の基準として、そこから〇〇日前・〇〇時間前・〇〇分前・〇〇秒前まで、などの条件で検索範囲を指定できます。

検索コマンドはwithin_time:を使用します。

  • within_time:2d(2日以内)
  • within_time:3h(3時間以内)
  • within_time:5m(5分以内)
  • within_time:30s(30秒以内)

PC版Xの「高度な検索」から期間・日付指定検索を行う方法

期間や日時を指定した検索は、Web版Xの「高度な検索」からも行えます。

高度な検索から検索する場合は、下記の手順で検索してください。

「高度な検索」のメニューを画面下へスクロール

「高度な検索」の設定メニューを表示したら、下へとスクロールします。

「日付」の「次の日付以降」または「次の日付以前」を指定

「日付」を指定します。

日付だけの指定では検索できないので、検索ワードも指示したうえで検索してください。

検索実行

検索を実行します。

上記の手順で検索すると、指定した日付に含まれるポストのみが、検索結果として表示されます。

Xの期間検索・日付指定検索・時間指定検索によくある質問

Xの期間検索・日付指定検索・時間指定検索によくある質問に回答します。

Xで期間を区切って検索するには?
Xで期間を区切って検索したい場合は、since:until:コマンドを使います。
since:YYYY-MM-DDuntil:YYYY-MM-DDで検索期間の始期と終期を指定することで、その範囲内のポストのみが抽出されます。
Xの期間検索で時間を正確に設定するには?
Xの期間検索・日時指定検索で時間を日本時間に設定したい場合は、since:until:コマンドの直後にスペースを空けずに_hh:mm:ss_JSTをつなげます。
hhは時間、mmは分、ssは秒です。
Xで現在を基準に「数日前まで」の条件で検索するには?
「〇〇前まで」の条件でポストを検索するには、within_time:を使用します。
直後に下記のように日時を指定します。
within_time:2d(2日以内)
within_time:3h(3時間以内)
within_time:5m(5分以内)
within_time:30s(30秒以内)
数字は任意のものに変更可能です。

Xの期間検索・日付指定検索・時間指定検索のまとめ

期間や日付に関する検索は、Xの検索コマンドのなかでも特に使う場面の多いものです。

投稿日を範囲指定するだけでもポストの検索がぐんと楽になるので、ぜひ試してみてください。

また、下記の記事では、Xの検索コマンドを網羅的に掲載しています。

現在使用できるほぼすべての検索コマンドが収録されているので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。

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