- セルフリプライに限定してポストを検索する方法は?
- 他のアカウントのセルフリプライからも検索できる?
Xを使用していると「Xにポストした内容をもう一度見たくなったけれど、普通の語句検索だと数が膨大すぎて見返すのが大変!たしかセルフリプライだったはずなのだけど…」ということもあるかもしれません。
Xでは細かい条件に対応した検索コマンドが用意されており、ポストをセルフリプライに限定して検索が可能です。

検索コマンドfilter:self_threads
を使うことで、検索結果をセルフリプライに絞り込めます。
ただしすべてのユーザーのセルフリプライが検索結果に表示されるため、from:
コマンドなどと組み合わせて使うと効果的です。
本記事では、Xのセルフリプライ検索について解説します。
ややマニアックはありますが、いざというときに一気に手間を省いてくれるコマンドなので、ぜひ参考にしてくださいね。
X(Twitter)の検索コマンドでセルフリプライに限定してポストを検索する方法
Xでは検索コマンドfilter:self_threads
を使うことで、検索結果をセルフリプライしているポストだけに絞り込めます。
filter:self_threads
ただしfilter:self_threads
単独で使うことはできないため、語句検索か他の検索コマンドと一緒に使う必要があります。
filter:self_threads
単独では検索できない- 語句検索とあわせて使うのはOK
- 他の検索コマンドと組み合わせて使うのもOK
たとえば下記のような使い方をすると便利です。
使い方①:語句検索と組み合わせて検索する
一番オーソドックスなのが、語句検索と一緒に使う方法です。
たとえば「柴犬」という語句を含んだ自アカウントへのリプライを検索したい場合は、次のようにコマンドを入力します。
filter:self_threads 柴犬
このように検索するだけで、ポストに「返信先:@〜」が含まれたセルフリプライのポストだけが検索結果に表示されます。
ただしfilter:self_threads
はセルフリプライを行ったすべてのアカウントのポストが対象なので、自分以外のアカウントのセルフリプライも検索結果に表示されます。

その語句を含む、X上に存在するすべてのセルフリプライが表示されてしまいます。
そのため、次に紹介する他の検索コマンドと組み合わせて使う方法の1つとして、from:
検索で検索対象のアカウントを指定して使うと効果的です。
使い方②:他の検索コマンドと組み合わせて検索する
補助的に上手に取り入れたいのが、他の検索コマンドと組み合わせて使う方法です。
例①:from:検索と組み合わせる
上の語句検索でも触れたように、filter:self_threads
は対象とするアカウントを限定しないため、すべてのアカウントのセルフリプライから検索結果を引っ張ってきてしまいます。

セルフリプライ検索を使う目的として、検索対象は特定のアカウントであることが多いかと思います。
その場合はfrom:
を組み合わせて使うことで、対象のアカウントを指定できます。
たとえば私のアカウントである@yaonoinoiだけを対象にリプライを検索したい場合は、下記のようにコマンドを指定して検索すればOKです。
filter:self_threads from:yaonoinoi

上記では検索対象の語句を入れていませんが、他の検索コマンドであるfrom:
と組み合わせているので、検索語句がなくても検索できます。
例②:since:、until:検索と組み合わせる
期間指定をして検索するのも効果的です。
since:
、until:
コマンドとも併用できるので、ざっくりでも日時指定することで、目当てのリプライにたどり着くまでが早くなります。
filter:self_threads since:2025-01-01 until:2025-01-31
例③:filter:links検索と組み合わせる
「メモ的にどこかのサイトのURLを自己リプしたけど、URLもリプの内容も忘れてしまった…」というような場合は、filter:links
を組み合わせることで、リンク付きのポストのみに絞り込めます。
ただしfilter:links
との組み合わせだけだと海外のポストが大量に含まれるうえ、画像付きのポストも混入してしまいます(画像もリンクとみなすため)。
from:
でアカウント指定するかlang:ja
で言語指定すると、検索結果がさらに見やすくなります。
filter:self_threads filter:links from:yaonoinoi
filter:self_threads filter:links lang:ja

画像を除外検索すると、画像付きのURLを含むポストまで除外されてしまうので注意してください。
Xのセルフリプライ検索の注意点
Xでセルフリプライ検索をする際の注意点は2つです。
@
でメンションしたセルフリプライは対象にならない- 単体で使うと全アカウントのセルフリプライを対象に検索される
はコマンドの文字列からも分かるように、スレッド状態になっている自己リプライのみが対象です。filter:self_threads
@
を使ったセルフメンションは検索対象から外れてしまうため、注意してください。

自分にメンションしたポストから探したい場合は、シンプルに@
指定して検索すればOKです。
またここまでに何度か触れたように、
だけで自分のアカウントに限定して検索してくれるわけではありません。filter:self_threads
目当てのアカウントがある場合は、アカウント指定して検索しましょう。
Xのセルフリプライ検索でよくある質問
Xのセルフリプライ検索によくある質問に回答します。
- Xで誰かへのリプライを検索する方法は?
- セルフリプライだけではなく、すべてのリプライから検索する場合は、検索コマンド
filter:replies
を使います。またPC版Xの「高度な検索」で、「返信のみ表示」のスイッチをオンにすることでも検索可能です。
また特定の誰かに対して行われたリプライだけに限定して検索したい場合は、to:
検索を使います。
こちらも同様に、「高度な検索」で検索可能です。
- 自分のポスト内を検索する方法は?
- 自分のポストだけに限定して検索したい場合は、
from:
検索で自分のユーザー名を指定して検索します。
こちらも同様に、「高度な検索」で検索することも可能です。
Xのセルフリプライ検索まとめ
Xのセルフリプライ検索の方法はまだあまり出回っていない情報かと思うので、ぜひこの機会にマスターしてみてください。
ややマニアックではありますが、Twitter歴の長い方ほど効果を発揮するコマンドなので、ぜひ使ってみていただけると幸いです。
また当サイトでは、下記の記事で検索コマンドを網羅的に紹介しているので、ぜひこちらもこの機会に読んでいただけるとうれしいです。